飛行観音 松尾寺

おまもり・松尾寺行事

松尾寺山の境内には、鎌倉時代に作られた国指定重要文化財”九重の塔”があり、また以下のような七不思議が今に伝えられています。写真をクリックしたら大きい画像が表示されます。

七不思議 その一:ご本尊飛行観音

松尾寺のご本尊は、役(えん)の行者が修行されているときに、雲に乗って飛んでこられたと伝わる飛行観音像(秘仏)で、本堂上の影向石の上に降りられました。御詠歌:紫の 雲の上よりきますてふ 仏の迎ひ 松の尾の寺

七不思議 その二:影向(ようごう)石

影向石は、仏様が衆生を救うため一時姿をかえて出現されるところです。松尾寺の影向石は自然にある岩で、その上には仏様の足跡が残っているといわれています。

七不思議 その三:役(えん)の行者の斧(よき)割水

役の行者が修行に使う水を探されている最中、弟子の一人に自然石を斧で割らせました。すると、水がこんこんと湧き出しました。今でも清水が流れ出ています。